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2015年 価格改定

平成27年度第4四半期(平成28年1~3月)の畜産用配合飼料価格

当該期間の畜産用配合飼料は27年10~12月期に対して値下げと致します。

〈主な要因〉  米国とうもろこしは順調な収穫で、同国史上3位の豊作が見込まれます。旺盛な需要も、最近はやや陰りが見られ、シカゴコーン相場は3ドル70セント台と落ち着いた値動きです。大豆も米国・南米とも豊作で、搾油が好調なことから、シカゴ大豆ミールは軟調で、大豆粕は前期比で安値となります。海上運賃も船腹需給の緩みに加え、燃料安で、依然として安値が続きます。為替は前期比でやや円安ですが、大豆粕を中心に価格が軟調であるため、28年1~3月期の配合飼料価格は値下げと致します。

以上

平成27年度第3四半期(平成27年10~12月)の畜産用配合飼料価格

当該期間の畜産用配合飼料は27年7~9月期に対して据え置きと致します。

〈主な要因〉  米国とうもろこしは生育期当初に大雨に見舞われた地域が多く、懸念されましたが、受粉期前後から天候に恵まれ、豊作見込です。しかし、8月上旬をピークに、徐々に作柄が低下し、シカゴ相場はやや反発しています。また、大豆粕も前期比でやや高めの仕上がりとなります。米国大豆も豊作ですが、シカゴ大豆粕相場は需要堅調などから、5~6月頃より高めの価格帯で推移しています。但し、穀物相場は堅調なものの、為替が円高傾向で、海上運賃も先高感がないことから、10~12月期の配合飼料価格は据え置きと致します。

以上

平成27年度第2四半期(平成27年7~9月)の畜産用配合飼料価格

当該期間の畜産用配合飼料は27年4~6月期に対して値下げと致します。

〈主な要因〉  米国とうもろこしの播種は平年を上回る進捗を見せました。その後の天候にも恵まれ、生育は順調で、シカゴ相場は3ドル半ばまで軟化しました。同様に米国大豆も、今のところは良好な作柄で、大豆粕も前期比で価格は軟化しています。海上運賃は期近積みで堅調な場面もありますが、上昇が続く地合でもない模様です。前期比で円安ですが、主要原料に下げが見込まれることから、平成27年7~9月期の配合飼料価格は値下げと致します。

以上

平成27年度第1四半期(平成27年4~6月)の畜産用配合飼料価格

当該期間の畜産用配合飼料は27年1~3月期に対して値下げと致します。

〈主な要因〉  米国とうもろこしは米国内飼料需要回復を背景に底堅さを見せる場面もある一方、旧穀在庫水準に問題がなく、最近のドル高で輸出力低下が懸念され、頭の重い展開です。大豆粕は南米大豆生産が順調、前期比で価格が軟化する展開です。米国ドル高基調で円安傾向ですが、大豆粕価格と海上運賃(船腹需給の緩み、船舶燃料安など)で下げが見込まれることから、平成27年4~6月期の配合飼料価格は値下げと致します。

以上

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