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2021年01月04日 トピックス

2021年を迎えて

日 清 丸 紅 飼 料 株 式 会 社
代表取締役社長 宮内 和広

謹んで新年のご挨拶を申し上げます。
皆様には平素より格別のご高配を賜り、厚く御礼申し上げます。

2020年はコロナ禍の影響で私たちの生活が劇的に変化し、誰もがかつて経験したことのない年となりました。政府からは「新しい生活様式」が求められ、経済界でも、アフターコロナにおける「ニュー・ノーマル(新常態)」が提唱されています。

畜産・水産業界においても家庭内消費による豚肉、鶏肉、鶏卵の需要が増加する一方で、特にインバウンド効果を含む外食需要に支えられてきた高級食材、業務用食材の消費が低下するなど、多大な影響を受けており、フードチェーンの一員である私たち飼料メーカーとしても、深刻な状況と捉えています。

このように不確実性が増している状況ではありますが、当社では2020年代を世界が大胆な変革に取り組む時代と捉え、「持続可能な畜産業・水産業の発展のお手伝いをする飼料会社」を目指し、様々な施策を展開して参ります。一例をあげますと、JV工場の西日本飼料株式会社において牛用飼料ラインの新設、中国・天津市での水産飼料工場の生産開始など、市場の変化を先取りした取り組みを進めております。

また、社会情勢がどのように変化しようとも、人々の高品質でおいしい食品・食料に対する欲求、安全・安心への要求は高まっていくものと思われます。当社では自社工場、JV工場において認証取得したISO22000飼料安全マネジメントシステムの飼料安全方針に基づき、引き続き、より一層安全・安心な製品をお届けしていくことで、お客様と社会のニーズにお応えしていこうと考えています。

本年が皆様にとりまして明るく幸福な一年となりますことをお祈り申し上げ、新年のご挨拶とさせていただきます。

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