原料の有効活用

POINT

配合飼料を作るときに使われている原料は多岐に渡ります。
例えば、大豆油・菜種油などを製造する過程で発生する「大豆粕」・「菜種粕」などは、植物由来のタンパク源として優等生。食品残渣、規格外食品なども飼料として使われます。
日本の畜水産物生産は、自然な資源循環を作り出す「エコ」なものが多いのです。
日清丸紅飼料では、こういった飼料資源を有効活用し、廃棄ロスの削減に取り組んでいます。

関連するSDGs

有利原料の活用

トウモロコシなどの穀類、魚粉など海外から輸入される原料が中心となりますが、それ以外にも食品副産物(大豆粕・菜種粕など)、飼料米などの再利用だけでなく、リキッドフィードなど、国内で供給される多種多様な原料を使って、安心・安全な配合飼料を製造しています。

新規飼料原料の開拓・配合最適化

資源循環を考えながら、食品格落ち原料、エコフィード、食品残渣(製麺くず・菓子くず)など、新規飼料原料の開拓に努めています。また、それらを最大限有効活用できるように、家畜の成長を妨げないような配合割合の設計について、総合研究所・水産技術研究所にて日々研究・開発を行っています。

飼料原料に使用される主な原料

大豆粕…大豆から大豆油を絞った残り粕

ふすま…小麦から小麦粉を製造する際に発生する外皮

飼料米(新規需要米)…耕作放棄地を活用して生産される飼料用米

製麺くず…食品工場の製造過程にて不要となった食品残渣