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2018年01月04日 トピックス

2018年を迎えて

日清丸紅飼料株式会社
代表取締役社長川合 紳二Shinji Kawai

謹んで新年のご挨拶を申し上げます。
皆様には平素より格別のご高配を賜り、厚く御礼申し上げます。

2017年は米国を除くTPP参加11カ国による新協定が大筋合意に至り、また、米国からは貿易不均衡の是正を求められるなど、我が国は「貿易自由化」に歩みを進めており、畜水産業界は大きな転換期を迎えていることに疑いの余地がありません。

国内では高水準な株価、好調な雇用情勢と明るい話題が並び、産業によっての濃淡はありますが、全体的に景気回復の兆しを感じた年となりました。2018年もその堅調さは続くものと予想され、企業部門だけでなく個人消費の伸びも期待できます。加えて、デフレからの脱却が少しずつではありますが進んできている影響は、食の分野にも及び、単なる価格の安さよりも品質を求める声も大きくなってきていると言えます。

そのようななか、我が国のメーカーでは製品のデータ改ざんや検査に係わる不正が相次いで発覚し、ユーザー及び消費者からの日本製品の品質への信頼が大きく揺らいでいます。日清丸紅飼料は2013年5月に国内飼料メーカーとして初めてISO22000の認証を取得し、本年で満5年を迎えます。2017年には主要なJV子会社も認証を取得し、安全安心な製品をお届けするための体制をグループ全体で構築しています。当社はこれからも高品質な製品と関連サービスを通じて生産者の皆様を全面的にサポートしてまいります。

さて、2018年度は当社の中長期経営計画の4年目に当たります。計画の実現に向け、第一番目に製品開発力の強化を挙げております。お客様にとって価値のある魅力的な製品を世に送り出してまいります。安全で安心で競争力のある飼料をお届けすることで、皆様から選ばれる企業となれるよう、昨年以上の努力を致す所存です。

本年が皆様にとって明るく希望に満ちた一年となりますことをお祈り申し上げ、新年のご挨拶とさせていただきます。

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