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2019年01月04日 トピックス

2019年を迎えて

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日清丸紅飼料株式会社
代表取締役社長水本 圭昭Yoshiaki Mizumoto

謹賀新年
平素より格別のご高配を賜り厚く御礼申し上げます。

2018年は米国のトランプ大統領による保護主義及び一国主義の台頭をはじめとして、国内外の情勢が極めて不透明な年となりました。原料面では米国産トウモロコシが豊作でしたが、米国と中国の間で貿易摩擦が強まり、中国向けの米国産大豆の輸出が大きく影響を受けた為に政治色の強い荒い穀物相場展開が続いています。日本では大型台風が上陸し、西日本豪雨や北海道胆振東部地震など予想外の大きな災害が多発しました。

このように昨年は経営環境の先行きに不確実性が高まった年でしたが、当社は安全・安心な製品づくり対策を着実に進めることに注力しました。国内水産用飼料工場としては初めて食品安全システム認証22000(FSSC22000)を知多工場で取得し、また、当社のJV工場のうち2工場で統合GMP確認審査登録が追加されました。災害対策面では北海道の地震による停電を教訓に、非常時に対応できる設備投資を各工場で検討し生産体制の強化を推進しております。

『食の絆を未来へ』、常に新しい次の一歩を考え、より高度で安全・安心な飼料生産は当社の使命です。当社は継続的な工場生産体制の改善に加えて研究所、営業担当、技術スタッフらの力を結集し、生産性の高い飼料のご提案に一層励みます。日頃より皆様との親密な取り組みを大切に様々なご要望を的確にとらえてお客様の経営向上に誠心誠意尽力いたします。

皆様にとりまして実り多い一年となりますことを心よりお祈り申し上げます。

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