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2018年07月27日 価格改定

2018年度第2四半期(2018年7~9月)の畜産用配合飼料価格

当該期間の畜産用配合飼料は2018年4~6月期に対して値上げと致します。

ブラジル裏作とうもろこしが降雨不足で減産すること、米国とうもろこしも今季は作付け面積が二年連続で減少することや植付遅れで、とうもろこしシカゴ相場は先月4ドルを突破しました。6月に入り米国産の作柄が良好で370¢~380¢に軟化しましたが、来月は豊凶を左右する受粉期を迎えます。米中通商摩擦はシカゴ相場の下押し圧力となる一方、中国の大豆手当がブラジルに一段と傾くことで穀物の需要が米国に集中、とうもろこしや大豆関連の輸出港価格(FOB)は堅調となりました。海上運賃は一進一退ながら、米ドル高円安もあり、とうもろこし、大豆粕とも4~6月期に比べ価格上昇となります。ビタミン類に関しましては、昨秋火災したドイツ化学品工場が再稼働、ビタミンAやEなどは8月から9月に本邦到着の見込みで、デリバリ、価格とも徐々に落ちつく見通しです。以上の情勢より、2018年7~9月期の配合飼料価格は値上げと致します。

以上

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