日清丸紅飼料のお役立ちブログ

食品製造副産物

投稿日:2018年06月21日

カテゴリ:原料

キーワード:食品製造副産物 小麦


こんにちは!

このブログがUPされる頃、本州はそろそろ初夏を迎える頃でしょうか。
筆者の勤務地の北海道では原稿を書いている今現在、
暑かったり寒かったりとまだまだ気候の変動は大きいです。
ただ、本州から来られる方は湿度が低いので日中は非常に快適に感じるかと思います。

6、7月に北海道にこられる方、半袖・短パンだけで来られてはダメですよ~


え?なんでかって? 
朝晩はまだまだ北海道はひんやりと寒いです!!


最高気温だけで判断しては風邪を引いてしまいますのでご注意を。

北海道に来られたことが無い方はピンとこないかもしれませんが、
北海道は5月にやっと桜が開花します。

その頃は一斉に梅も含めて花が咲き乱れます。
待ちに待った『春』到来です。



そう、本州とは約2ヶ月遅れで春がやって来ます。
夏はというと真夏は非常に短く、『蒸し暑い!!寝苦しい!!』と感じるのはお盆前後の実質約2週間程です。


最近筆者が良く感じる事は北海道産小麦のパンや麺がスーパー、コンビニでも以前より棚に並ぶ機会が増えたことです。
また、北海道産米も収量・味覚ともに日本を代表する産地となりました。

海産物もそうですが、美味しいものが多く、
個人的な悩みの種は美味しいものが多いので『北海道に来たら痩せられるわけないでしょ!』という事です。
それだけ美味しいものがいっぱいあります。是非皆様、仕事・プライベート問わず一度は北海道にお越しください!


さて、ここに行き着くまでに気候や食べ物の話題しか書いていませんでしたが、本業の原料調達についても記載していこうと思います。

稲作・畑作農家さんは本州と比べ雪解け~降雪するまでが勝負です。
この時期に適切な降雨量や日照時間が十分無いと美味しい農作物を収穫できません。
北海道の作物収穫は年一発勝負です。
その年に失敗するともう翌年までできません(二毛作ができないという事です)。

小麦.JPG
(筆者が昨年成育状況を視察した際の小麦です。)

そんな農家さんが一生懸命育てて頂いた作物がそのままの形だったり、加工されて私たち人が口にする食品となります。
様々な業界で製品・商品には「規格」が定められておりますが、
その規格を逸脱していると食品向けの商品価値は無くなります。


当たり前のことですが、
食品規格を外れてしまった作物や食品にも多くの栄養が含まれております。

そのまま廃棄するのはMOTTAINAI!!

ということで、人向けに商品化できないものを我々飼料メーカーでは
一部使用させて頂いております。

当然ですが、飼料にも基準・法律がありますので、
何でもかんでも使用している訳ではありません。

現物確認を行い、残留農薬や一般成分値等、
基準値内であるか確認を取りますのでご安心を。

菓子屑.jpg
(賞味期限切れの惣菜パンを飼料向けに粉砕・加熱加工された原料です。)

業務でもプライベートでも今年はどんな実りのある夏~秋になるのでしょうか。
皆様、美味しい旬な食べ物を食べて夏を乗り切っていきましょう!

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